作品のためにどれだけ調べたか
ども、ミツキです。
今日で五等分の花びらも最後、三玖回を投稿しました。
長いようで短かったようで、1年前から考えたらやっぱり長かった。
Twitterで決まってコメントくれる方もいたし、pixivの方で毎回感想くれる人もいたし、投稿してすぐ調整する暇もなく読んでくれる人もいました。直後に閲覧数増えるからすぐわかるんだよね。
そういう待っててくれた人がいたから反応の良し悪しに落ち込むこともなく(悪い意見なんてひとつも言って来る人いなかったけど)、五日間続けて来れたんだろうな。
そんな最終日の三玖回は、昨日も述べた通り、いちばん調べものをした話でした。
何を調べたか列挙していきますね。
まずカレンダー。これは全体にも言えるけど、五つ子たちのいる時系列はハッキリ2018年だとわかっている(阿多辺丸男の履歴書から)ので、その年のGWはいつからいつまでか調べました。同時に全国模試がいつなのかも。この辺は春場ねぎ先生のTwitterなんかも見ました。
そして、月の満ち欠けも調べました。本当は三日月だったらいちばん話に沿ってていいなぁと思ったんですけど、ちょっと違くて。実際は読んでわかる通り、満月がちょっと欠けたような月になってます。それから生まれた描写もあるので結果オーライかな。
まだあります。ずんだサンド。これはクックパッドで『ずんだ』のレシピを探しましたね。ずんだサンドなんて作ったことも食べたこともないので、完全にネット検索の賜物です。
さらに、そのずんだをなぜ持ってきたかというと、伊達政宗の領地が仙台だったからです。伊達政宗についても超調べました。
弟の方が可愛がられていて、お母さんに毒殺されそうになったらしいです。怖いね。
伊達政宗をなぜ出したかったのかはまぁ察しの通り、三日月と戦国好きの三玖との相性がよかったからです。
クロワッサンの語源が三日月というのは元から知識としてあったけど、再度調べました。
あとは猫の種類とかですかね。
三玖回の他には、四葉回でクローバーの成り立ちと梶井基次郎。文学作品の漫画も画像だけ見ました。実は内容は全く知りません。えへ。
語句の意味は逐一調べてました。事あるごとに自分の思っている通りの意味でいいのか?という疑問が湧くので、その度にブラウザ移動して調べました。
あとは類義語をめっちゃ調べました。狙ってないところで同じ表現が続くのは飽きられる原因になるし、賢い作者だと思われないのでなるべく同じ表現は避けていたつもりです。
この辺は自分が本を読んでて思ったことを創作に活かしてるところですね。誰かに教えられたわけじゃないです。
五等分の花びらを読んだ感想でよく目にしたのは『綺麗』という言葉でした。
ストーリーが綺麗、文章が綺麗、いろいろあると思います。嬉しい限りです。
その中でも『魅力的な比喩を考える』ということに関してはかなり神経を注いでいます。これもよく調べました。
これはただ単に表したいことをわかりやすくするためだけでなく、そのお話の世界観にもつながるものなので、個人的に注力したい部分なのです。
比喩が綺麗だとそれだけで『この作者は文字書きが巧い』と思わせられますからね。
文章の幅を広げるためにも、日頃から比喩訓練だけはしているつもりです。
私が今いちばん好きな比喩は、優しさや柔らかさ、繊細だけどつかみどころのない、という意味の比喩で『雲を撫でるような』という比喩。これが今いちばんのお気に入りです。どこかで使えたらいいな。
というわけで、今日はこの辺で。
おもしろい比喩、美しい比喩があればぜひ教えて下さいね。
それだけでご飯2杯分は行ける自信があります。それがダメなら比喩をくれた対価としてご飯2回分奢る、でもいいです。それだけ比喩大好き人間なので私。
ではでは~