チカミ休憩所

chicamiが一日の終わりに立ち寄る休憩所です。第1目標は『がんばらない』。

唐突な最終回

ども、chicamiです。


このブログ的なものを始めて2年、とはいえ実質1年と数ヶ月。
新しい報告と併せてこの回でこのサイトの更新最終回となります。

調子の良い時は毎日更新してましたっけ。
懐かしいね。

専門学校に入学するのを機に何か新しいことを始めようということでこのサイトをオープン。
いろんな日常や考えやイラストをゆるゆると書いてました。

今は既にその学校も卒業しまして。

なんと!ドドン
なんとなんと!ドドドン

この4月から東京の会社で絵を描く仕事をすることになりました!!!!ワァーー

詳しくは言えないけど、とにかく専門時代に学んだことを存分に発揮しながら絵でお金をもらえる生活を送れるってワケよ。最高やないか。


就活もなかなか厳しいものでした。
受けた会社の数は20を超え、年を跨いでも決まるかどうか……みたいな状況。
前年の夏前からやってきてそれよ。世知辛いよな。

学校のイラスト科全体を全国的に見てもイラスト分野に就ける生徒はかなり少ないらしく、断念して一般企業に路線変更したりもう1年頑張ってみたりする子たちもいるみたい。

僕も奇跡的なご縁があって就活が決まった感じだった。


とはいえ春からはドキドキワクワクの新生活!

……と行くかと思いきや、荷物の郵送日程がズレ込んでるのでこれから何もない部屋で2週間過ごすことになるし、そもそも東京へ行く新幹線が強風で3時間以上遅れたり。やっとの思いで着いた東京は雨だし。

前途多難すぎ。

少し経てば笑い話になると思うので、そりゃ大変だったんだね〜と軽く流してくれていいんだけどね。


まあでもよ。
新生活、新年度、社会人、東京暮らし。(ちなみに今日で東京生活4日目)
イラストはもちろん続けるし、お給料で良い機材とか買っちゃうし、会社でイラストのスキルも爆上がりしちゃうかもしれんし。

僕が、僕に、珍しく期待している。

新年度の新しい挑戦は何をしようか。
とりあえず体の節々に負担をかけないように、ある日突然歩けなくなったりしないように、健康に気をつけるのは決まってるんだけど。

イラストの目標が決まったらどこかで報告したいな。


どこで?

ふふふ。

どこか新しいプラットフォームとか?


この文章書きは好きだし、もっと良い形で発信できるなと常々考えてはいたのよ。

だから今回は一旦最終回だけど、この活動は続けようと思います。

また詳しく決まったらお知らせします。

唐突に始まって、
唐突に再開して、
唐突に終わるけど許してね。


心新たに!
それではまた〜

学院祭楽しかったよって思い返す回

ども、chicamiです。

 

ずいぶんお久しぶりです。

春先から非常に嬉しい事に目まぐるしい忙しさで息つく暇もなく、なかなかこの日記的なものを書く思考になりませんでした。

 

改めてお伝えしておきますが、この場は僕の心の中の優先順位で言うと一番下ですんでね。

書ける時間があるとき、書きたい出来事があったとき、なんとなく気が向いたとき、そんなモチベーションと投稿頻度でやってますのでご理解のほど~。

 

さて、7月21日をもって学校は夏のイラストコンテストが終わり、晴れて夏休みに入りました。自由時間しかねぇ!

やりたいことがたくさん溜まっているのでひとつずつ消化していきたいところ。

 

溜まっている、といえばこの日記もそうで。

書きたくても書けなかった内容がいくつかあるので、これからちょっとずつ出していけたらと思います。

 

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月でか!と思って撮ったけどカメラ越しではあまり伝わらないやつ

 

さっそくですが本日は、6月19日・20日に行われた学院祭について。

 もう1ヶ月も経ってしまいましたが改めまして詳しく話しますね。

 

 

学院祭で僕がやったことは大きく分けて2つ。

クラス全体の企画と個人企画。

クラス全体の方は同じ校舎の声優科の子たちとコラボして、朗読劇のキャラクターデザインを請け負い、Live2Dでモーションをつけて、さらにオープニングムービーとエンディングムービーも作っちゃおうというものでした。

 

これがまあ激務だった。

制作期間が1ヶ月もない中で十数人いるクラスメート全員の意見を仰ぐところから始まり(声優科コラボ以前に何をするかさえまだ決まっていない状態からスタートだった)、役割分担や進捗管理が相当大変でしたね。

 

僕は実際に絵を描く方じゃなくて指示する側だったのだけど、グッズ検討、発注サイト調べ、販売値段決め、、、などなどグッズ製作周辺の事も鬼のようにタスクがあって、到底ひとりで抱えるものじゃなかった。

 

さらには本番2日前に大学の頃から使っていたUSBが破損して危うく全てがオジャンの総白紙になるところだった。数年分の焦りと冷や汗と背筋がサァっと寒くなる感覚味わったわ。

こんなに焦ったのいつぶりだろう、と思って思い返してみると、中学生の頃の下校時、よその家の軒先にめちゃくちゃ長い氷柱を見つけて雪玉を投げて取ろうとしたら窓に当たってヒビ入れちゃったとき以来の焦りようだったかもしれない。あ、その家の人にはちゃんと謝りました。

 

とにかく今回のクラス企画は皆の協力なしでは終わらなかった。ただ次に似たような企画をやるとなったらもっと賢く仕事を割り振れたらいいなと思います。管理職の方々の気持ちがちょっとだけわかった気がする。

 

個人企画の方は、もう既に詳細が発表されていますが、当時は未公開&公開初日だったポーク・ガノストロフ ver.2.00さんのモデル制作とグッズ製作を着々と進めてました。

そして本番ではグッズ販売をしました。

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学祭本番のchicamiブース

後ろの画面ではメイキング動画も流したりして。

これもゆくゆくはガノちゃんと相談していつか公開できたらいいなと思ってます。

 

売れ行きも上々で、来る人全員にサインを書いたりお話をしたりして良い時間を過ごせました。いつもは密接な会話をしない講師の方々とも雑談したし、クラスメートの親御さんとお話したし、以前オープンキャンパスで仲良くなった中学生が来てくれて話したし。たくさん交流がある有意義な時間だったな。


クラス企画も個人販売のポークVグッズも、両方収支はプラスで終えられたので、僕の値段計算は間違ってなかったということで、ひと安心。

 

声優科の出し物も、イラスト科の後輩くん・ちゃんたちの作品もレベル高くてビックリしちゃった。

 

土日返上で行われた学院祭で、次の月曜から即授業!だったのでなんとなく切ない気持ちになりましたが、僕は面接の為に学校を公欠してたのでダメージは軽減されたかもしれない。

 

という訳で紆余曲折、山あり谷ありしつつも無事に大成功で終えられた学院祭でした。

そして休む暇もなく就活やら別の制作に追われる忙殺ライフはまだまだ続く、、、。

その辺のお話はまた次回ってことで。

ではでは~

スペシャルスペースウィーク

ども、chicamiです。

 

GWですね。いかがお過ごしですか。

私はというと、休みにやろうと溜めていたことを片付けるのに追われています。

描きたいイラスト、就職活動、家の掃除。

自分から首を突っ込んだもの、外部から受けたもの、自然と湧いて出た所在不明のもの、様々です。

絶対量は多いけど、心持ち安定しているので積極的にこなせています。

 

GWといえばですが、YouTubeチャンネル『ぱかチューブっ!』をよく見てます。

感謝感激ゴルシウィーク。スペシャルなウィーク。

ゴルシの底抜けに矛盾してて、脈絡がない感じ好きだ。

頭良いと頭おかしいが共存してるとことかも。

ま、ウマ娘エアプなんですけど。

ファンアートが毎秒出回って来るのでキャラも覚えちゃった☆

 

そうそう、ブログのデザインを一新しました。

クリエイターさんのデザインをインストールしただけのものだけど、見やすくなったんではないだろうか。

Twitterはバリバリッシュでカッコイイ感じを前面に出して売り出しているけど、ここはそういう雰囲気ではなく『のほほん』『ゆるゆる』『がんばらない』が目的なので色味もそんな感じ。

 

さて今回の本題ですが、最近横の繋がりが急激に増えたなぁと。

というのも私、現在スペース配信をよく行っています。

そのあたりのお話、#ひょんトーク については前回記事を参照のほど。 

chicanno-mizki.hatenablog.jp

 

自分が配信をするようになると如何せん人の配信も気になり始めるもので。

有名無名問わず面白そうなところや、前々から存じ上げていた人のところに興味本位で顔を出して、耳をそばだてて聴いているわけなんだけど、スペースの敷居の低さのおかげか、憧れのクリエイター先生とお話できたりしちゃうんよね。

そうしてフォローしていた雲の上の存在様と相互になったりする。

夢のようなお話だよ全く。んんんんありやとざいまぁす!

 

スペースを始めてからフォロワーさんも増えました。

それも話す側としてだけでなく、スペースを聴きに行った先で同じリスナーさんがフォローしてくれたりするもんだから色んなところに赴いてみるもんだなぁと感じます。

フッ軽大事よな。

リアルでもネットでもそれは共通っぽいわ。

学生時代はかかとから根が生えているレベルでフットワークオモオモマンだったから、今余計に痛感してる。

 

フッ軽繋がりで、今キャラデザ研究会という企画にも参加してます。

Twitterで回って来た募集に乗って『やります!』と言って週に一回報告制でキャラデザしてる。決められた予定以外にも雑談部屋があって、そこでクリエイターさんたちとおしゃべりできるのも凄く刺激になって大変良い。

フットワーク軽いだけでこんなにも新しい繋がりができるようになるんだなー。みんなも足と心と襟足は軽い方がいいぞ。

 

ここ1ヶ月を振り返ると本当に怒涛で、急激に私を取り巻く周りの世界が変わった気がする。

1人の男が『俺VTuberになりてぇ!』と言い出したところから始まり、彼が仲良くなったクリエイターを2人紹介されチームになって、そのチームで配信活動してるし。

その内の1人が昔から好きだったクリエイターさんがスペース配信に来てくれて仲良くなるし。

また別のクリエイターさんがキャラデザ研究会の募集をしてるのを、そのチームメイトのRTから回って来て知って、それに参加してるし。

人間関係は連鎖なんだということがよーくわかる1ヶ月でした。ばよえ~ん(ぷよぷよネタ)

 

最後にキャラデザ研究会で進捗を載せた虫擬人化のラフを置いて、今回は終わりにしたいと思います。

ではでは~

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虫美少女擬人化 - カマキリ -

おひょんひょん

ども、chicamiです。

 

前回の記事から既に1ヶ月以上が過ぎ、私の心持ちもだいぶ変わってきました。

当時煮え切らなくて重たかった気分は学校が始まると不思議なくらいにあっさりどこかに行って、久しぶりに会えた友達となんでもない話をする中で、鬱な期間はちゃんと過去になりました。

 

ある金曜には声優科と仲間と学校終わりにミスドとラーメン屋をハシゴし、そのあと徹夜でスマブラするという大学生みたいなノリをかましたりした。

別の日には友達オススメのラーメン屋に行ったあとに、延々しゃべり倒すという放課後リア充学生ムーブしたりした。

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クソデカチャーシューと鰹魚粉のラーメン

 

就活関連でもいい流れが来てます。

ポートフォリオサイトからお声がけ頂いた企業さんが3社ほどあり、絶賛面接準備中です。

その内の一つの説明会が、CEO対私の対面説明会だったときは正直ビビり散らかしたけどね。面接じゃなく説明会でよかった。

それに面接本番の良い準備になったから結果オーライだ。

 

沈んでいた期間を取り返すように、2年生になったchicami氏の風向きはとても良いらしい。

 

中でも確固たる理由はやっぱり『ひょん』。

とある一般成人男性が繋げてくれた絵師たちは、初めましてから1ヶ月も経っていないのに2年以上一緒に部活してきた仲間みたいな会話の雰囲気してる。1日の半分以上裏で通話繋いでることもしばしば。というかほぼ毎日。

真面目な話から下ネタまで。先々の活動について真剣に話してたかと思えば急にふざけ、でも最後は意外とちゃんとしてる。

ひょん of ひょんなことから集まったそんな仲間が今ではひとつのチームとして動いていることを思うと、人生何があるかわからないなぁとつくづく思います。

『ひょん』の居心地の良さが異常すぎてGWの帰省諦めたくらいw(緊急事態宣言でどっちにしろだったが)。

今後のひょんは雑談だけでなく、企画系の配信やクリエイターっぽいこともできたらいいな。


www.youtube.com

 

配信を通じて知り合えたリスナーさんや神絵師様やフォロワーおばけたちにも感謝しかないです。ひょんをきっかけに色んな人に触れられて楽しいし、聞いててめちゃくちゃ面白い。

配信の中で学校の話を出すと、それを聞いた同じ系列校の生徒さんがDMくれたりするからそれも良い繋がりだなぁと思います。

狭いように見えて、まだまだ世界は広い。

今までは配信を見る側・聞く側だったのに、配信する側になっちゃって。でも同じフィールドに立ったからこそ、その人たちの凄さが身に染みる。

ひょん自体は、なんとなくの『やる?やっちゃう?よしやるか!』の勢いだけで始まったけど、それだけじゃうまくいかないこともこの先出てくるだろうし、もっと工夫していかないとな。

がんばらないけど、努力はする。

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ヘッドセット

そうそう、新しくヘッドセット買いました。

YouTubeに乗った自分の声が聞いてられなくて。

それは、『骨伝導通さない自分の声キモッ』と思ったのも確かにあるけど、普通に音質悪いなと感じたので。

今日のスペース配信でも反応良かったので今後はこの白しろヘッドセットを通して配信していきますよ。

 

GW中は手を付けたい絵がわんさかあるので、作業時間をしっかり取りつつ、ひょん配信もやっていこうと思います。

ではでは~

テイメイ→レイメイ

ども、chicamiです。

 

これから話す内容は全て過去形です。

それが空元気の自己暗示だとしても、"そういうこと"にしておいてください。

 

ちょっと重たいお話になります。

話す私も言葉を選ぶし、聞く(読む)あなたも心苦しいような。

話し辛いし、聞き辛い。

小雨の中、傘の隙間から雨雲の形を掴むような。

漠然としていて抽象的で、

煮え切らなくて中途半端で、

なんの根拠も理由もない。

そういうお話。

 

 

3月始め。

私は1年生最後の授業を終えて、春休みに入り、その足ですぐ実家に帰りました。

春休みは丸1ヶ月もあり、どれだけ多くの絵を描いてやろう、この休み中にどれだけ成長できるだろうとワクワクしていました。

 

最初の2週間、それは実際に絵の枚数となって現れ、短期間で普段以上の作品を完成させました。もちろんTwitterにもあげました。

春から東京に上京するという学校の先輩たちと最後のご飯にも行ったし、4月から県外に出る地元の同級生と久しぶりに会ってご飯を食べたりした。

姉の入籍に合わせて相手家族と会食したり、引っ越し準備を手伝って春から始まる新生活の風を感じてきた。中学からの親友が結婚するとおめでたい連絡も来た。

 

何事も順風満帆で、自分の周りの環境がが上手く進んでいると思った矢先、急に絵が描けなくなりました。3月半ばのことです。

たぶんこの日からだ。

理由は私にもわかりません。

いつもなら時間と共に消えてなくなる小さな"モヤ"が、この時ばかりは妙にずっと残っていて、何もきっかけがないのに、何の前触れもなく、突然背後から心というか魂を抜き取られた感じ。

春休みも中だるみの時期で生活習慣がバグっていたこともあります。朝7時に寝て夕方6時に起きる生活。平日仕事に行っている両親が起きてくるのと共に寝て、帰宅する音で目を覚ます。これの精神的ストレスが尋常じゃなかったかもしれない。

投稿した絵の評価が想定より少なかったことも要因のひとつとしてあるかもしれない。

精神的に参っていたから体調を崩したのか、はたまたその逆なのか、同じ時に目も鼻も喉もやられて、鼻水地獄と咳地獄で寝苦しい日々を過ごしてもいたし。(熱はなかったので原因はたぶん花粉)

 

身体が危険を察知してリフレッシュのために銭湯に行ったり一日何もしない日を設けたりしましたが、身体が回復しても肝心の心は回復できず、それを言い訳にまた何も成せない日々を繰り返し。

そんなこんなで魂ここに在らずな状態で3月も終わり、学校が始まる直前にアパートに戻ってきましたが、なかなか本調子とはいかなくて。

おまけにアパートは絶賛工事中で、部屋の外は真っ青世界。

昼間は窓外の鉄筋足場を人が行き来し、トンテンカンテンドルルルルと工事音もします。お断りの書類も届いていたし自分の家を良くしているのだからクレームを言うほどでも無し。

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工事中

YouTubeを開いては目が疲れてふて寝して、起きたら外はもう日が落ちて、かと思えば寝不足で重たい身体で朝日を見る。

うにゃうにゃとハッキリしない日々を過ごして、どうにもならない。

これだけは、と欠かさず続けていた毎日クロッキーにもとうとう穴が開いてしまいました。

落ちる所まで落ちた気分。

 

 

セルフネグレクト』という言葉があります。

self=自分自身、neglect=無視する。

自分に無関心になって、もうどうでもいいや、ってなっちゃう精神状態のこと。

ゴミ屋敷を大掃除する番組で知った言葉です。屋敷の主がこれに該当すると。

それに関連する通り、不登校うつ病、ひいては自殺志願者に多く見られる心の病気。

 

これだったんだろうな。

と今思います。

 

というのも、私は過去にも一度これになったことがありました。

思い出すのは大学に行けなくなった数年前のこと。

詳しくは初期の私の生い立ちの記事でも触れていますが、当時の私は不登校のバックレ生徒になっていました。中高と比べて自由度の高い大学だったからまだ救いだったのかもしれませんが、その期間は四方八方どこを向いても『詰み』で、本当に抜け殻でした。

テレビで取り上げられるほどのゴミ屋敷ではないにしろ、部屋もあんまり片付いてなくて、足場も寝床もちゃんとあるけど散らかっている状態で。

近くの精神科を受診するレベル。

受診したのも『精神的に辛いから』という理由よりも『何もできなかった期間を肯定してもらうための病気認定が欲しかったから』という狂気ぶり。免罪符がもらえて心が軽くなったのは事実だけれど。

 

この3月は、この時期と全く同じ精神状態にいました。

『あ……これは立ち直るのに時間がかかるやつだ……』と思い込むことで、立ち直るまでのハードルが自分の中で勝手に引き上がる感じ。わかるかな。

簡単な問題を難しく考えて、難しいからできませんでしたと白紙で提出するのと似てる。

 

そう、簡単なの。本当はね。

やることは決まっているし、やらなくちゃいけないことも決まっているし、それらをこなすための道筋も見えてる。

でもできない。

だからできない理由を探す。

理由なんて本当は無いのに。

できなかった宿題の言い訳を考えるみたいな、自業自得で誰も得しないことを悩むことになる。

『無い』でいいのにね。人間て難しい。社会て難しい。

 

 

そろそろ、"今"の話に戻ります。

ハッキリ言えば今もまだ若干引きずっています。

気を抜いたらすぐにお布団やらコタツやらに足を引っ張られて無為な一日を過ごすことになりそう。

でも、少なくともこうして文字にできるようになりました。

そこまで来れた。

自力で。

これは偉業。まちがいなく偉業。

そんな風にこれからまた、小さなことを褒められる自分に戻っていきたいな。

何気ない平穏を慈しむ心を取り戻したい。

 

最後に、この鬱期間でひしひし学んだことは、おしゃべり大事ってこと。

誰かと会って話すことの大切さ。

誰とも話さない日が続くことの危険さ。

一歩でも家の外に出て、おしゃべりすること。

どうしようもなく辛くなったら誰かとお電話しよう。

 

できなかった過去は見ないで、できる未来を作っていきます。

色んな良くないことは3月のchicamiのせいにして、おいてけぼりにすればいい。

そうすればやっと次のステップに進める気がする。

 

 

というわけで。

4月からchicamiはお絵描き2年生になります。

 

会話力

ども、chicamiです。

このところ暖かくなったり寒くなったり、上着が邪魔だったり雪が降ったり、お天道様が情緒不安定な感じですね。
三寒四温が聞いて呆れるレベル。

とはいえそろそろ暖かい寄りになってる気がするので、春服出そうかなと考えている今日この頃です。

そういう訳でなんとなく外に出る機会も増えて来て、この間もフォトランニング散歩をひと冬ぶりにやってきました。いい写真いっぱい撮れたから見て✌️
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2枚目は絵に出来そうなくらい綺麗な一点透視。
4枚目の光が一筋差してるのもお気に入りだ。


さて、今回は前回ちらっとお話した会話力について書いていきます。

会話力と名前を付けているけど、そこまで構えて聞くほどのものじゃないけどね。

先に私の過去について触れておきますが、私も昔は全くと言っていいほど喋れなかった。仲のいい友達とは朝まで話せるけど、初対面、先輩後輩、目上の人、街中で道を尋ねられた外国人さんなんかは全然。

キョドることはないにしろ、頭の中はパニクって、冷静な判断ができないこともしばしば。

それが変わってきたのは、高校で40人以上いる部活の部長をしてからかな。男女混合で、まとめるのが大変な個性爆発集団だったので、苦労しました。
そんな人たちを相手するうちに、新しく入ってくる後輩にも初動から気さくになれた気がする。

大学でのサークル活動も為になったし、企業訪問も会話力を鍛えるのに役立ったな。

さてさて、そんな会話歴の私が教える、『会話におけるポイント』をご紹介します。


①とりあえず褒める
なんでもいいから褒めましょう。
褒められて嫌な人はいません。
あからさまにし過ぎるのも良くないけど、人それぞれ褒めて欲しいポイントは絶対ある。そこを突けば一気に仲良くなれます。
逆に24時間365日いついかなる時でも相手を貶すような発言、態度はNGです。

②質問を絶やさない
質問は相手に対する興味そのもの。
私のことが嫌いな人は私に質問なんてしてきません。
裏を返せば、質問をしてくれる人は自分に興味があると言ってもいい。
それを自分から質問することで好意を表すことができます。

何を訊けばいいかわかんないよ!という人は、相手の基本的なことを訊けば良いのです。何が好きか、どうしてここに来たか、望んでいることは何か。
とにかく相手に対して興味を持つこと。何でもない質問から話が飛躍して、思わぬ一面を知れるかもしれない。

ちょっと慣れが必要だけど、質問力を付けると会話が見違えるくらいスムーズになります。

③ニコニコしながら周りを見る
1番基本的で1番大事なことです。
でも常に笑っていろということではないんですよね。
口角をちょっと上げて、視線を上げておくこと。
『意識の先は視線の先』という言葉もあります。
スマホをいじっている人に話しかけづらいのはこのせいです。
話しかけられやすい人は、常にウェルカムフェイスを四方八方に向けています。
これを意識するだけで相手から話しかけてくれるようになります。


とりあえず3点、今回はご紹介しました。
さも自分が編み出した技術のように語っていますが、実はこれらは全て、中田敦彦さんのYouTubeチャンネルで言ってたことです。マジで目からウロコでした。
中田敦彦 質問力』『中田敦彦 雑談力』で調べると出て来ると思います。
あっちゃんも自己啓発本で読んだことを噛み砕いて説明してるだけなんだけど、分かりやすくて面白いのでさらに詳しく知りたい方はぜひ見てみてみてね。


ということで、今回はただただYouTube大学をオススメする人になってしまいましたが、明日からの会話に少しでも活かして頂ければ。
ではでは〜

おもしろ来場者レポート

ども、chicamiです。

 

『2月は更新頻度上げまくります宣言』から早1ヶ月。

これを書いている今は日付が変わって3月になってしまいました。

結果はそこそこだったと思う。

目標としていた誕生日&改名報告はしっかりできたし、納得のいく反響もあったので、気持ち的にはそこそこ以上と言ってもいいかな。

 

さて今回は。

地味に先週の記事から引き続いていまして、この週末も学校のお手伝いをしに行ってきた報告をしようと思います。

 

先週は入学がほぼ決まっている後輩たち向けのオープンキャンパスでしたが、今週はその日街を歩いていた人たち対象の作品展示会でした。11月にも同じのやりましたね。

会場はこんな感じ。

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2/27.28 作品展示会(モザイクは権利関係対策)

 

私たち在校生や過去の先輩たちの作品が机にズラリと並べられていて、自由に見て回る来場者の後ろから、この空間で唯一の常駐スタッフである私が声をかけて色々おしゃべりするという内容です。あ、あとデジタルお絵描き体験も。

自分で言うのもおこがま照れ臭いですが、この学校に来るまでの遍歴(この後出てきます or 詳しくは初期の記事を参照)で培った初対面会話スキルが爆裂に活きてます。

もともとそんな喋れる方じゃなかったんよ?これでも。

何に気をつけて会話をするのか、とか、

どういう質問を投げるのが適切か、とか、

そういう会話スキルについてはまたの記事で詳しくお伝えするとして。

 

この記事では今回いらっしゃった超絶おもしろ来場者をご紹介したいと思います。

あ、『おもしろ』の意味は『爆笑・笑える』というより『興味深い・為になる』方面です悪しからず。

 

1日目①『先輩』

1、2年前にこの学校を卒業したらしい女性の先輩が来まして。

後輩の作品を見に来たかったということで、足を運んで下さいました。

会話をするうち、同じイラスト科だったこと、さらに出身が同じ県であること、同い年であること、大学を中退して絵を目指すようになったところまで同じでビックリしました。

展示してあるものを含め色々私の作品を見せたら、これまたビックリするくらい褒めてくれて。それからも小一時間、小二時間くらい話していたかもしれない。

彼女は彼女で今も絵の仕事を仲介してもらおうとしているところで、お互いがんばりましょう、と言ってその場はお別れしました。いい刺激になったな。

 

1日目②『スタジオ興奮ネキ』

お昼すぎ、3人組の女子大生がやってきました。

絵を見るというより、校内の同じフロアにある収録ブース・スタジオを見たいということでご案内しました。

やはりアニメ好きなのか、収録ブースのマイクの並びを見るなりキャッキャッしててすんごい楽しそうだった。

ブースの中と外で二手に分かれ、防音扉を閉めて外に音が漏れない体験をさせてみたら爆笑してた。笑うポイントある??と思わないでもなかったけど、逆に私も爆笑した。

なんというか、キラキラしてた。そのまま真っ直ぐ成長してくれ。

 

1日目③『男装女子研究家』

会話を始めてひと言目で、

「私、実は大学の卒論で男装女子のセリフについて書いてまして……」って言ってくる女性が現れました。

その時点で私の中の興味ゲージがぐいーーーーんと跳ね上がって心持ちは前のめりで聞いてた。

要約すると彼女は、過去のあらゆる物語(寓話、小説、漫画、アニメ、その他諸々)を材料に、そこに登場する"男装する女性の話す言葉"について研究していたそうで。

リボンの騎士から始まり、セーラームーンセーラーウラヌス銀魂柳生九兵衛ニセコイの鶫誠士郎、などなど。世代もジャンルも多様な男装女子について語ってくれました。

男性として育てられたキャラ、長髪ピンク髪なのに心は男なキャラ、『~だぜ』『~かよ』みたいな男っぽい語尾を使うキャラ……。言われてみればいっぱいいる。

そこからジェンダー論とか性差問題について触れていく内容らしく、切り口が新鮮すぎて文明開化の音がしたかと思った。

正直もっともっと彼女の話聴きたかったし、話したことをさらに詳しくここに書きたい気持ちあるけど、さすがに読者置いてけぼりしそうなのでこの辺でやめとくね。

 

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chicami専用空き時間作業デスク(嬉しい)

 

2日目①『神絵師小学生』

2日目は1日目に比べて来場者が多く、一人ひとりと十分話す時間がなかったり、前の来場者さんと話が盛り上がっている途中で、後から来た方がそのまま帰ってしまわれることもありました。申し訳ない。

ですが、その中で小6の女の子がお母さんと来まして。

話せば話すほどイラスト界隈に詳しく、専門知識も豊富にあるお子さん。

話の流れで、

『液タブが欲しいけど家にはiPadだけでパソコンがない』というご相談を受けました。

お母さんはiPadじゃダメなのか派で、彼女は液タブが欲しい派。

話をよくよく聞くと、お子さんの悩みはめちゃくちゃ専門的で、絵を描く人じゃないとわからない細かいところでした。筆圧検知8192、下地混色、wacom、Huion、SAI、イラスト3ヶ月上達法、そういう単語が飛び交う会話を私と彼女で深めにして、お母さんの方は事務兼案内係のスタッフさんが対応してくれました。

色々と思案して練りに練って、最終的にiPadでは筆圧検知が足りない、だからパソコンは両親が買い、液タブは彼女自身のお年玉から出せるものを、という結論になりました。

判断要素がたくさんあったし、彼女の思いも親の言い分もわかるだけに難しい問題だった……。これで良かったのか……?と今でも思います。

既に好きな絵師さんのメイキングなどを見て研究してる子だから、もっとがんばってほしい反面、まだ小6という年齢が良くも悪くも影響してくるんだよなぁ。

彼女の今後を後押しした手前、どうなっていくのか見守りたいけれど、そこはこらえて最終判断は相手家族に任せるとします。

 

 

その他にも多くの人に来て頂き、2日間しゃべり倒しました。

いやぁ楽しかった~~。

このコミュニケーション能力は就職時の面接でも活かせるに違いないな。

見せつけるべきアピールポイントとしてひとつ持っておこうと思います。

 

最後に、この場で3月の目標をお伝えしときますね。

3月は春休みで、課題と依頼とチャレンジしたい絵が渋滞すると予想されます。就職関連のスケジュールもあるし。

ということで3月の目標は、

『混乱しない』と『全部やり切る』

で行こうと思います。宜しく見守ってください。

ではでは~