二つの出会い
ども、こんばんは。ミツキです。
任天堂Switchを年明けに手に入れてからポケモン剣盾とスマブラとテトリス99をよくやります。今もまだ続けてやっています。上手かどうかはまた別の話。
今日は昨日からの続きです。
大学生活に違和感を覚えながら、どうすることもできず、前にも後ろにも行けない状況の私。かなり精神的にも参ってましたね。『病む』という言葉がまぁピッタリなんですけど、一応は小説家の卵なので、あえて俗語っぽい言葉は使わないようにしております。(わざと使うこともあります)
この病み期がかなり辛かった。
大学の友達から『最近来てなくない?』と連絡が来てもハッキリ返せる言葉がないので曖昧になってしまうし、親も、一人暮らし中は頻繁に連絡を取っていなかった上、悩みを打ち明けて相談できるような間柄ではなかったので何も言えず。
部屋で一日絵を描くか、小説を書くか、その元気も出ないときはひたすら寝ていました。
これはヤバイと思って近くの精神科病院を受診したこともありました。結局そこは2回だけしか行かなかったのだけど。
大学の担当教員とも話しました。面談カウンセリングのような形で。親身になって話を聞いてくれました。過去にも私のような学生は何人もいたんだろうなぁ。
そうやって色々な人と相談した結果、しばらく学校は休校し、これからのことについてゆっくり考える時間も持ちなさい、ということになりました。追い込まれて思い詰めるのはよくないから、まずは体と心を休めなさい、と。
そんなもので変わるのか、と思いましたか?
うん。私も思った。
でも、やるべきことややりたくないことから解放されて時間的な余裕ができるというのはそれだけで心にゆとりができるものでしたね。
そうして少しずつ心持ちが変わってきた私は二つの出会いをします。
一つは『五等分の花嫁』という漫画。
当時の私はコンビニに立ち寄ったとき何気なく雑誌を開く習慣があって、あるときマガジンで新連載第1話が掲載されていたのがこの漫画でした。
「これはっっっっっ!!!!!」
と思いましたね。
なんていうか、スゴかった。読んだ後の衝撃と幸福感が。
そんな運命的な出会いをして私はそれから毎週水曜(マガジン発売日)コンビニに通うようになります。五等分の花嫁がカラーで載るときは買って残しておきました。
それから耐えきれなくなって本誌をデータで買うようになり、単行本も2冊買いするまでに。
そして春場ねぎ先生の絵柄を見て絵の研究をするようにもなりました。それまでイマイチ垢抜けない私の絵の段階がグッと成長したのは確実にそこからですね。
今ではもう連載が終わってしまいましたが、これ以上に思い入れの強い作品は他にないくらい私にとっては大切な作品になりました。
もう一つの出会いは、『鴨見カモミ』さんです。
彼女はいわゆるバーチャルYouTuber。活動の中では『バーチャルアーティスト』を自称しています。
YouTuberが盛んに活動の幅を広げていく中で、当時ものすごい勢いで人気が出始めた”Vtuber”。私も例に漏れずその波に乗ってVtuberをよく見ていました。
そんな中、絵を描くVtuberとして見つけたのが彼女でした。
絵を描くことが現実逃避だった私にとって、彼女が楽しそうに『生きがい』として絵を描く姿はかなり心に来ましたね。
技術も発想も見ているだけで勉強になった。楽しくなった。ワクワクした。
絵にはこんな可能性があるのか、と教えてくれた。自由に絵を描いていいんだ、楽しく描くのがいちばんなんだ、と見せてくれたのが鴨見カモミさんでした。冗談抜きで救われたし、背中を押された。本当に今でも感謝しています。
そんな二つの出会いが、私が立ち直るキッカケでした。
もちろん他に影響を受けたことはたくさんありました。これらと出会った瞬間立ち直れたわけでもないです。
時間を過ごしていく中で少しずつプラスの感情が増えていく感じかな。実際、『これから自分はどうなりたいのか』という悩みに向き合えるようになって、考えられるようになるまで1年近くかかりました。
でもようやくちゃんと前に進むことができた。
今にして思えば最初から気持ちは決まっていたのかもしれないけれど、
『イラストを学んで、将来は絵を描く仕事がしたい。』
それを自信を持って口に出せるようになったのはこの二つの出会いのおかげです。
ありがとう。
おっと、気づけばたくさん語ってしまってましたね。深夜投稿ということで大目に見てね。
とにかくこれが、私が絵を目指せるようになった理由でした。(絵を目指す理由じゃないのだ←ここ重要)
これを読んでいる方も、自分が何を支えに日々を過ごしているか、考えてみるのもいいかもしれませんね。
ではではまた~。
アトガキ
五等分の花嫁とカモミちゃんの画像やTwitterリンクを貼ろうかと思ったけど、大前提は日記であってオススメ紹介じゃないのでやめました。おしまい。